SHEER -used clothing-

2018/07/05 23:38





こんばんわ!


今日はAboutページに記載されている「タグ」についてのお話です。




みなさんはネームタグについて考えたことありますか?普通はあんまり考えないと思います。ですが無意識に考えているかもですよ。



たかがタグ、されどタグ、


名高いブランド服の場合、それを証明できる要素がなければ価値はぐっと下がります。逆に、デザインにピンときていなかった服でも、素敵なブランドネームが付いていると欲しくなってしまったり。



これとは反対の現象もあると思っていて、


服そのものは気に入ったのに、よく分からないお洒落じゃないタグが付いていることによって、その服に対しての気持ちが冷めるとか。特に古着屋さんではあるあるの気がします。



これはタグそのものを見ているのではなくて、服のバックグラウンドを考えているってことですよね。それ自体は全然悪いことじゃないし、むしろファッションを楽しんでいるとも言えます。


そんなん全然気になんないわ~という人ももちろんいると思いますが、私はどちらも感じたことがあったので、その気持ちになんだかモヤモヤしていました。


せっかく服そのもののデザインは気に入ったのに、そこで評価が下がってしまうのはもったいないなぁという気持ちと、何より、その服を良いと思った自分の感性を大切にできたら幸せだと思いました。



そこでSHEERでは「好きな文字を入れるタグ」をやってみることにしました。服のバックグラウンドを0にして、フラットに付き合えるように。さらに、好きな文字を入れることで着る人にとって大切な1着になったら本望です。


(ヴィンテージにこだわらない理由もこれです。あくまでも価値が見出されていないものを扱いたいと思っているので、ヴィンテージやブランドのバックグラウンドをわざわざ0にするのはそれこそもったいないし。)



どんな文字を入れるか考える過程も楽しんでくれたら嬉しいな。自分の名前でもいいし、お気に入りのセリフでもいい、


もし思いつかなかったら、「It became mine, in 2018」って入れておきます。「2018年、私のものになった。」っていう、あまりひねりはないですけど、服を買って何年か経ってタグを見た時、その年のこととか思い出したら面白いなぁと思って。(2019年になれば2019にするよ。)




ちなみに調べていたら、マルジェラも近しい思想をお持ちだということを知りました。並べるなって感じですけど、信憑性高まるでしょ?(ここにきてブランド力を借りる)

ブランドネームに価値を見出すな。マルジェラがタグに込めた意図。




読んでくれてありがとうございます。

この画像は、実際に私がモヤモヤを考えていたときに、タンスの肥やしになっていた服のタグを替えた時のものです。タグ替えただけで、なんでか着る頻度増えたんですよね。






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