SHEER -used clothing-

2018/07/04 18:28




こんにちわ!


今日はタイトルのことについて書きます!

(当たり前のこと言ってすみません)



遡ること1年前、「なにか新しいこと勉強したい!」と意気込んで、当時働いていた古着屋さんを辞めることにしました。アパレルはずっと続けたいと思っていたし、ECに興味があったのでwebデザインの勉強を。


仕事と学校、自分が2つのことを同時にできないってわかっていたので、勉強に専念する1年にしようと思って、社会保険とわずかな貯金でなんとか過ごすことにしました。




アパレルの職には古着屋さんを含め約5年勤めていました。仕事なので当然ですが、毎日ファッションのことばかり考えていました。


ですがこの1年、仕事を辞めて、優先順位の1番がファッションではなくなりました。

他にやること考えることがあって、自分の中で「着飾る」ためだった洋服が、生活の中で必要な「装う」ためのものに変わりました。



正直とても驚きました。

アパレルの仕事してない人たちは、こういう気持ちで洋服と付き合っているのか~って。

その気持ちがわかってなかったなんて店員としてどうなんだって感じですけど、気づけるはずもなかったというか。(だから最近はファッション業界じゃない人がアパレルやって成功したりしてますよね)



着飾ることと装うことの違いは、地に足がついてるかどうかの違いなのかなって思います。


自分をアップデートすることや、TPOにあわせて着飾ることももちろんファッションの楽しみではあるけれど、まずは自分がいちばん心地よくいれるファッションを知ること。さらに周囲の環境を考えたときに「装い」になるのかな。いつでもどこでもキラキラしていることよりも、その時々で必要なファッションを楽しむほうが、自分も周りもリラックスできると思う。


という思いがあって、SHEERでは「装い」にフォーカスを当ててお送りしているのです。

トップページ「 01 日常 」のポエムみたいなやつはこの考えに沿って書きました。



古着って個性的だったり派手なイメージが少なからずあると思うのですが、シンプルに古着を着たいって人もたくさんいる、と思ってます。

シンプルだったら古着である必要があるのかって言われたら、うーん、そうですね。これは本当にダメだと思うけど、感覚的に古着が好きなんです。基本的には1着しかないし、出会いみたいな感情的なものを感じてしまうのかも。


SHEERではあえて取り扱ってないですが(←理由はまた今度書きます)、ヴィンテージも好きですし、やっぱり歴史とか風合いとかカルチャーとか、古着好きは何かと感情的な気がします。1着しかない古着を売るっていう作業も、新品のお店に比べたらとても非効率ですし、好きだからできるんだろうなぁ。



ファストファッションが好きな人、ハイブランドが好きな人、古着が好きな人、それぞれだと思いますが、自分にあった「装い」をする中での選択肢の一つとして、シンプルな古着屋さんがあってもいいんじゃないかと思ってます。少なくとも私は求めているから、自分で作っちゃった。


それでもやはり、必要としてくれる方がいてこそ成り立つと思うので、そう思ってもらえるように努めていく所存です。



ところで、SHEERwebサイトのAboutページは見ていただけましたでしょうか?

「好きな文字を入れられるタグ」という、ちょっとだけ楽しそうなこと書いてありますよ。これもやるに至った感情的な理由があるので、それはまた次回、書きますね。




\BASEアプリをご利用のみなさま、shopフォローもできますので宜しくどうぞ。/

https://thebase.in/to_app?s=shop&shop_id=sheer-theshop-jp&follow=true